高齢化に伴い増加している黄斑部の疾患
加齢黄斑変性とは
ヒトの網膜には、物を見るために最も重要な「黄斑部」という部分があります。加齢とともに、この黄斑部に異常が起こる疾患を「加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)」といいます。
加齢黄斑変性の主な自覚症状
変視症 → 物や線がゆがんで見える
中心暗点 → 視野の中心部分が欠けて見ようとするところが見えない
視力低下 → 物がハッキリ見えない
近年の高齢化に伴って患者数は増加しており、50歳以上の約80人に1人の割合で発症するおそれのあることがわかってきました。加齢のほかに、喫煙も発症の原因といわれています。早く異常に気付くために日頃から見え方をチェックしましょう。